私はそれまで手取り15万円で派遣社員をしていました。いつものとおり、契約期間が終わり、転職しました。
すると、そこの会社はなんと、給料が10万円だったのです！！10万じゃさすがに暮らしていけません。
でも年齢も当時33歳で、もうこれ以上の職場にはであえない・・・そう思った私は、その会社に入社を決意。手取りは10万円で、悲惨そのものでした。

市役所で金を借りる羽目に・・・

私はそれまで手取り15万円で派遣社員をしていました。
いつものとおり、契約期間が終わり、転職しました。
すると、そこの会社はなんと、給料が10万円だったのです！！
10万じゃさすがに暮らしていけません。
でも年齢も当時33歳で、もうこれ以上の職場にはであえない・・・

そう思った私は、その会社に入社を決意。手取りは10万円で、悲惨そのものでした。
食事は１００均で買って肌はボロボロ、体調は悪い、精神状態もめちゃくちゃ、、、

そんなこんなで生活に困り、市役所に相談したところ、生活資金緊急融資をすすめられたのです。
生活保護の一歩手前の制度ですね。

生活保護はいやでしたので、借り入れをすることにしました。一応定職にはついているので、なんとかお金を
借りることができました。もうすでに、10万円で生活というのは限界が来ていました。とくに贅沢したわけではありません。
ですがもう限界だったのです。仕事もたいへんきつく、会計事務所だったのですが、なれない仕事を厳しく言われてもう大変でした。

私は税理士事務所で働くことはその後の派遣生活のプラスになると信じていたのでがんばりましたが、
緊急融資の力なくしてはとても乗り越えられなかったと思います。金利も低く、助かりました。
ありがたいことだったと思います。そして、50万円借りれたおかげで、生活はなんとか立て直し。
最初の2ヶ月は生活費10万だけで暮らして、残りは10万給料＋5万円の融資で暮らしました。
15万あればなんとか暮らしていけました。

借りたときは、陰鬱な気持ちでした。借金がどうこうというよりも、なんというか、10万しか稼げない自分に
ショックを受けたとでもいいましょうか・・・。それがつらくて、借りるのは仕方なかったと思います。

その前の会社を辞めたタイミングも悪く、中途半端な時期でしたので、転職もできません。
ほんとに困り果てて市役所に言って、生活資金緊急融資を借りたのです。事情を話して借りた額は50万円。
それをつかって、生活費を回しました、

生活資金緊急融資は、生活保護の一歩手前だということはわかっていました。
でも、生活保護みたいにもらいっぱなしじゃないし、セーフティネットにひっかかるだけだと思っていました。
あとは家賃を変わりに支払ってくれるシステムもあったので、それも頼もうかと思ったのですが、大家さんに断られてしまいました。
追い詰められて、困っていましたので、頼れるだけよかったです。

結局、一時しのぎでしかない。

借金をして、10万円＋5万円で生活できても、それはその場しのぎでしかありません。
だって来年になれば、さらに苦しい生活がまっているのですから。
今度は10万円の収入＋借金返済の生活がまっています。もう、無理です。生活保護しかありません。
私は困り果てて、結局、その会計事務所は首になりました。1年間がんばったんですけどね。

結局だめで、転職しました。そしたら今度は日給７５６２＋家賃補助２４０００円の会社に転職できました。
派遣ですが、18万になります。手取りで15万円。これなら生活していける！借金しなくても！
それで何とか、転職に成功し、そこで働くことにしました。
ですので、10万の生活は終わりました。たった一年ですが、きつかったです。手取り15万円なので
もうきつきつなのはかわらないですけどね。

10万円で1年間、よく我慢したなと思いました。いろいろな節約方法がみについてよかったです。
シャワーは水で浴びるようにしましたし、携帯も解約しました。

生活は、あまり変わりませんでした。変わらなかったから借金になったのかもしれません。
友達と待ち合わせしてお茶に行ったり、そこでご飯をたべたり、土日は買い物に出かけたり、、、
これじゃあ10万じゃ生活していけないよね、っていう感じです。

食事も私が料理ができないのですべて外食で、毎食お金がかかりました。
優雅に外食して、お金がどんどん飛んでいきました。だから10万じゃ暮らせなかったのかもしれません。
いまなら10万円で暮らしていけますので、当時の私はどうかしてたと思います。